高気密で過保護になった弊害
ブタは イノシシを家畜化したものである、 敵が来ないように柵を設け、日が当たらないように屋根をかけ、 腹が減る前に餌を与え、保護に保護を重ねたらブタになった。 イノシシは 野性的であるが、ブタは肉の塊を脂肪で取り巻いた体になったから、 暑さに弱い、高温になるとコロリとトン死する。 私たちも、 文明の恩恵を受け、すべてのものが便利になっただけ、 自己家畜化の方向に進んでいる、つまり、ブタ化しつつあるということだ、 とても怖い話である。 濁り水からとったメダカは清水では死んでしまう、 保護と清浄が 必ずしも理想条件とは限らない場合もあるのです。 身体障害者や、高齢者の環境は、あまり便利に作りすぎるより、 本人が努力しなければならないようにしないと、 リハビリの目的には合わないという。 医療機関の進歩による検査漬け、薬漬けが疑問視されてきたように、 住宅もまた、設備漬け、電化漬けへの傾向をチェックしなくても良いか?。 最近の設備機器の発達で、 どんな状態にまでも望みのままにコントロールできるようになった、 それが果たして真の幸福につながるかどうかが疑問である。 あなたは、快適さばかりを求めて、 体温調節の出来ない「ブタ」になっていませんか?
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