TV出演・・・


桜の花も散り始めた春のある日
東京のテレビ制作会社から
「こんどリフォームの番組で裏話を暴露して戴けませんか?」
と、電話があった。
『・・・鑑定団』でおなじみの局らしい

世の中の問題点を、どこに訴えていいか分からない人に
TVで責任者と、相談者がバトルを繰り広げ、
解決方法を見いだす「世直し」番組。
売れっ子司会者(失礼)みのもんた氏の番組だそうだ。

「どうして、私どものような田舎の業者が・・?」
「最近悪質なリフォーム業者や、訪問販売が横行していて・・」
「御社のホームページを拝見して電話しました」

確かに、このページは告発しているようなページでもある。
このページは、エンドユーザー(お施主様)が
失敗されないように、手抜きを含めた、私どもの仕事としては
納得のいかない(やったことのない)場面をお知らせしているのです。

スタジオは原宿駅から徒歩で5分ほどの距離にありました。

スタッフから説明を聞きながら
「ん・なんかヘンだなぁ」と、思いつつ
これって
「私がその事例を公表するんですか?」
って言うことは、私どもがそんな工事をやっている・・・
「都合が悪ければ、声質を変えることも出来ます」
「顔から下の部分だけしか撮影しませんし・・・」

冗談はやめてくださいよ!

手抜き工事や、不良工事が納得できないし
正直な仕事でお客様を増やしてきたのに・・・

いろいろ考えた結果
「折角声をかけて戴きましたが、それだけは出来ません」
「ん・−だめですか・・」
「いくら顔が出なくても、声が変わっても」
「私の信条から、やったことのない事は言えません」
ボタン桜も満開な「表参道」では
米子では考えられない、まるでお祭りのような賑わいの
人並みにもまれて、つかの間の東京を後にしました。






顔は映らないし・
声は変わっているし・・
出演料も少しは戴けたのに・・・
どこの、誰だか分からないのに・・・

帰りの飛行機内で
考えて見たりもしました。

いいえ!
やってないことを、やったように言うのは
罪ですよね!